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執筆者の写真新谷 恭明

偶然

 昨日のことである。出勤途上、燃料補給のためにガソリンスタンドに立ち寄った。係員に声をかけられて、多少いつもより時間がかかった。で、国道に合流すると目の前の車がなんと僕と同じナンバーではないか。

「ほほう」

 と、ちょっとした感動を覚えつつ、大学が近くなったとある信号の左折車線で待っていたら、隣の車線に一桁ナンバーの車が停車していた。で、左折車線が動き出したら、その人桁ナンバーの車の前の車も同じナンバーだった。

 これは偶然ということが重なることもあるのかなと感じただけの朝であったが、帰り道になんと三桁ナンバーで同じナンバーの車が2台、僕の前を走っているではないか。よくよく見ると岡山ナンバーと北九州ナンバーである。やはり偶然なのだろう。

 そして今朝。通勤途上に三桁のぞろ目ナンバーの車が2台前後して走っているのを発見した。まあ、どうでもいいことだがなんとなく宝くじを買ってもいいかなという気持になった。


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