基本的に不安でしょうがない。本学では遠隔授業について、「本学院では、遠隔授業をいたしましても、各学校の設置基準及び学則に則った教育内容と教育の質を確保するとともに、施設設備の維持管理に万全を期してまいりますので、当初の学納金の減免等は予定いたしておりません。何卒、ご理解賜りますようお願い申しあげます。」と豪語しているので、われわれ教員は「教育内容と教育の質を確保」しなくてはならない。
これはプレッシャーだ。当初は100分間の講義をパソコンに向かってすればいいと考えていたのだが、教務課からは「文科省からの通知にも通信量については配慮するように、とありました。モデルケースで考えているのが、40分間Meetで講義、30分間課題等の作成、30分間Meetで解説と質疑応答、というような流れです。」というような指示が来ているので、これまでの一方的な講義のようにはいかなくなる。
本学ではgoogleのclassmateとmeetを使うようになっている。ところが実はほとんどの教員が始めてこれを使う。先ほど、教務課の専門家に疑問点をメールで送ってみた。今日は昭和節なので、回答は明日以降になるだろうが、使いこなすにはかなり練習も必要だ。
とは言え、いろいろいじっているともしかするとこれまでの講義とは異なる学び方をするようになるだろう。例えば授業中に課題とか簡単な質問とかを書かせるとする。今迄だと講義中に配付された資料とか教科書を見ながら何か書いたものだろう。
ところが、パソコンの前にいて講義を受けているわけでカメラ越しに見られていることはわかるから居眠りはしにくい。しかし、google meetではどうなるのかわからないが、zoomではチャット機能があって、声を立てずに私語が自由にできた。そういう機能を禁止するのもありだが、むしろそういう機能を活用して何かをさせれば、教室での面接授業とは別の教育効果が出るのかもしれない。
ていうか、そういうgoogle meetやclassroomの機能を生かした授業の方法を工夫しなくてはならないだろう。
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